2017/09/30

Live at cox!-ご予約受付中!-


" Live at cox! "

「木太聡さんを迎えます。

会場:
cox / Shingoster LIVING
茨城県つくば市小野崎 448-1 tel:029-893-6075
http://shingoster.com/

出演:

日時:
9月30日 (土曜)
18時時開場/19時開演 

料金:
3000円 
E-mailでのご予約 :  info@shingoster.com
件名を「きたあきら」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.お電話番号
• ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
• メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
• お席に限りがございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。

企画:
Shingoster LIVING /cox

2017/09/22

『PLAYBOY』



これは気に入った! 一音目から虜になりました。
シンムラテツヤ『PLAYBOY』が入荷しました。シンムラさんは「あすなろう」、「ジョンとヨーコのロックバンド」のメンバーとのこと。恥ずかしながら、ボクはどちらのバンドも存じ上げていないのですが、この『PLAYBOY』はとても好き。良いかげんです。さらさら聴けて、おやっと引っかかるところも多数あり。ひっそりと織り込まれた軽妙なファンクネスを是非、みなさんにも見つけてほしい(より詳しいことは「パライソレコード」さんの素晴らしい解説を!)。

CD、カセットテープがございます。それぞれ販売価格は2300円、1500円(共に税込)。
ジョンとポール『CROQUIS』を気に入ってくれた方に、おすすめしたいなあ。もちろん、それ以外の方々にも。

***



ー製作時気に入っていたレコードは?
Kevin Ayers、PAUL McCartneyの1stや「RAM」とか。ミシシッピジョンハート、SYD BARRET、DONOVAN、JOE MEEK、FROGS、The Soft Boysとか、アベジュリーさん、ヤマジカズヒデさん、、挙げるとキリがありませんが、、ドラムを録音する前はMedeski Martin & Woodを聴いて気持ちを高めてイメージをひろげていました。結果、メデスキーを聴いたイメージなんて全然ひろがっていませんが。あとはセルジュゲンズブールとかフランスのポップミュージック。ちなみに「ファンクのファン」の正式名称は「フレンチファンクのファン」です。フランスの70年代ファンクのサウンドは本当に濃厚、最高。あとジョンケージはいつでも頭の中にいますね。うーんと、あとはビートハプニングなどのKレーベル関係の音からもすごい刺激を受けてます。あのサウンドはほんと最高ですよね。

2017/09/21

『屋上野球』vol.3


久々に登場! 唯一無二の野球文化誌『屋上野球』vol.3が届きました。
版型、佇まいはこれまで通りの雰囲気ですが、中身がずっしり重たくなったような気がします。なんせ、読むところがたくさん! 知ってるつもりを気取っていたこと、まったく知らなかったことが混在していてページを捲る手が止まりません。巧みな編集術で現在進行形の野球文化あれこれに目を開かせてくれるので、野球好きは勿論ですが、そうでない方も楽しめるはず。

販売価格は1296円(税込)。かばんに一冊、『屋上野球』を。

***

球場で行われている”野球”よりも、”野球”にまつわる何か、”野球”について読むこと、語ること、のほうが好きになってしまった――

そんな倒錯的な現象を肯定する文化系野球雑誌です。
前号から3年ぶりとなってしまったVol.3では、満を持して「野球とラジオ」の特集です!
特集以外も盛りだくさんになりましたので、球場の外でどこまでも広がる野球をお楽しみいただければと思います。


もくじ

野球文化人殿堂 第三回 中馬庚 
特集
野球は、ラジオで
いま、野球とラジオをめぐる状況
みんなの野球ラジオライフ
野球とラジオのおもいで
ラジオで聴く野球のココが好き!
エッセイ ラジオ、野球、私①
「野球を離れて」斉藤一美
ラジオ実況中継全国調査
〈特別寄稿〉ラジコ不二雄」えのきどいちろう
〈まんが〉「Listen to The Base Ball」 アボット奥谷
エッセイ ラジオ、野球、私②
「野球の季節。ラジオの季節。 」安田謙一
野球でラジオを聴くのが大好きだ!座談会
モハメド・オマル・アブディンさん×煙山光紀アナウンサー
スペシャル対談
ラジオで聴く野球の面白さ
エッセイ ラジオ、野球、私③
「ラジオ番組に呼ばれて」 菊地選手
野球ラジオ・プチ・ノンフィクション
ラジオ中継はじめて物語 栗栖章
MLBラジオ今昔物語 かつとんたろう
“ラジオ書き起こし職人”みやーん氏の名前はなぜ「みやーん」なのか!?
ドラマーなのに野球のラジオをやっていたら
MLB解説者になっちゃった!
MOBY(SCOOBIE DO)インタビュー
エッセイ ラジオ、野球、私④
「東北道のカープ戦」ながさわたかひろ
衣笠祥雄インタビュー
"鉄人"が語る、ラジオの魅力
球歌 佐々木あららの野球叙情短歌①
9+1 columns 
樫本ゆき/中村明珍/武田俊/高橋雅光/濱星啓/ユキヅキミカミ/中村加代子/扉野良人/宮地健太郎/近藤正高
日常にしのばせる野球愛 オモムロニ。
etcetc

2017/09/20

エスクァイア日本版・1998年10月臨時増刊号


これは、出来れば売りたくない。手にしてすぐにそう思った。
開くページ、どれもがいい。細々としたところ(写真に付けられたキャプション、項目ごとの言葉選び)、ひとつひとつが意味を持って配置されている。だから、無作為に本を広げても、そのページ、項目から楽しめてしまう。すごい本。誰が作ったのか・・・と巻末に記された編集後記を追ってみると、その記名には「H.M」とある。もしや、と勘がはたらきその横のスタッフクレジットを注視してみる。あった。やっぱりこの名前、森永博志。

名編集者、森永博志氏が手がけた『エスクァイア日本版・1998年10月臨時増刊号』で取り上げるのは、アメリカ西海岸にたたずむ小都市ヴェンチュラ発のアウトドアブランド「patagonia」。そのブランド一つで、1950年代から90年代末までのアメリカにおけるカウンター・カルチュアの在り方をまとめ、編み上げる手腕はお見事としか言いようがない。文字面だけの運動ではなく、歩き、眠り、食べる存在としての人を通して描写されるので、読みながら対象に心を寄せやすい。

表紙にずばっと刻まれた「遊ばざる者、働くべからず」。この反語に心が動くような人にこそ、読んでみてほしい。きっと何かを始めたくなるはずだから。ページを捲ると、思わず腰が浮くような雑誌、そういうものがもっと増えてもいい。そう信じる自分にとって、とても嬉しい入荷です。なので、しっかり値段を付けて売りますよ。

2017/09/19

『BE YOURSELF』


グラハム・ナッシュをまともに聴いたことがない。
グラハム・ナッシュに関する、自分の乏しい認識は「60年代から活動しているフォーク・シンガー」、「CSN&YのN」ってことだけ。そんな、にわかの好き者がたまたま手にしたのが、この『BE YOURSELF』というアルバムだ。裏面に「A TRIBUTE TO GRAHAM NASH'S SONGS FOR BEGINNERS」と記してあるので、ナッシュへのトリビュート盤であることはすぐ分かった。連なる名前でピンときたのはVETIVERとBONNIE 'PRINCE'BILLY。この2組が関わっているのなら間違い無し、そう踏んで買ってみた。

帰宅後に早速開封、デッキに入れて再生してみる。・・・ああ、まったく! こりゃあ、すごく良いアルバムだ。愛に溢れたトリビュート。一曲目、PORT O BRIEN/PAPERCUTSが演奏する“MILLTARY MADNESS”から、穏やかな風が吹きはじめる。そこからは、ただ身を任せるのみ。あっという間の40分弱。ぼーっとしていると、終わってしまう。秋の日はつるべ落とし。思わず、そんな言葉をつぶやいてしまった。

『BE YOURSELF』はナッシュの1971年作『SONG FOR BEGINNERS』へ捧げられたものらしい。ならば、それも聴いてみるしかない。みじかい秋。読書はもちろんだけど、ゆっくり音楽を聴くのにも、絶好の季節。ほんの少し、生活の速度を落としたくなる。そういう季節。近場の量販店もいいけれど、たまには遠くの中古盤屋に行くのもいい。

今日は振替の休日でした。明日からは通常営業。のんびり、店で待っています。

2017/09/17

『恋と盆踊り』

©にゃんとこ 

やったぜ! 待ってたよ、にゃんとこ!
お祭り大好き、盆踊り大好き、民俗芸能が大好きな「にゃんとこ」がつくるZINE、『恋と盆踊り』が届きました(大変有難いことに、にゃんとこさんが直接届けてくれました!)。ぱっと見はユルい。ファンシー。ですが、彼らの行動規範は確かです。自ら足を運んで出会い、感銘をうけた街やお祭り。一線に立たずとも、自らの持ち場でたしかな仕事に携わるひと。それら邂逅から生まれた感情を伴ってつくられる「にゃんとこ」プロダクトには、愛がある。そういうものに、ボクは心惹かれます。

販売価格は400円(税込)。あつく! おすすめしたい、一冊です。

***




にゃんとこ初のZINEですにゃ 内容もにゃんこも盛りだくさんの全26ページ、 にゃんとこの想いを詰め込みました。 【特集】 銀座の恋マルシェ 郡上おどり・白鳥おどり おっとぼけ美術館来訪記 【内容】 2017年3月18日に銀座で行われたイベント、 『JON(犬)&ごっこ社の銀座の恋マルシェ』について。 郡上おどり、白鳥おどりの曲紹介や、おすすめスポット、 岐阜県郡上市の素晴らしさや、のらぼん+メンデルの紹介など。 長野県松本が拠点の夢の会社、ごっこ社や 道神面や民芸品を展示するおっとぼけ美術館の魅力など。 https://nyantokonyantoko.stores.jp/items/58d3e308d3b2a0391d001c7c

2017/09/16

『ATLANTIS zine』03号


あたらしい雑誌ができるまで!
『TRANSIT/NEUTRAL』の元編集長であり生みの親、加藤直徳氏が構想する新雑誌『ATLANTIS』の制作過程、その発想源を可視化する試み。『ATLANTIS zine』3号が入荷しました。ZINEと謳うだけに、風体に仮設感はありますが、内容は毎号ぶっといです。出し惜しみなし。号を重ねるごとに版型が大きくなっていくようですので、次号はより雑誌的になるのでしょう。

販売価格は1296円(税込)。進行形の編集現場、その熱を感じられる希有なメディアです。
01号、02号の在庫もございますので、合わせてお楽しみください。

2017/09/15

『Halo』


川内倫子の最新作品集『Halo』が届きました。
2013年の『あめつち』以来、4年振りに発表された本作の外身は漆黒。手に取る人をおののかせる鎧のような装幀ですが、中に灯る火、明かりを目にすると安心できるはず。じっくりと味わってほしいです。

販売価格は8424円(税込)。これは、すごい本。

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オリジナルの写真集としては、2013年に発表した『あめつち』から4年振りとなる、全点デジタルで撮影された、川内倫子の最新写真集です。
2010年のブライトン・フォトビエンナーレのコミッション・ワーク以降も撮影を続けている、イギリスで撮影された、旋回を繰り返す無数の渡り鳥の姿。中国・河北省の村で300年以上続く「打樹花」という祭りでは、花火の代わりに鉄くずを溶かし壁にぶつける勇ましい男たち。また、神在月と呼ばれる旧暦の10月に出雲大社で執り行われる神迎祭。八百万の神々を迎えるため、夕刻、稲佐の浜で御神火が焚かれる。参拝者が見守るなか夜の海には雨粒が光る。
「円光」や「後光」という意味のほかに、いくつもの星からなる球状星団が、銀河系の周囲を包み込む領域の呼称でもあるHaloと題された本作は、自然と人間の潜在的な関係性と、祈りにも似た生命の力強さが、暗闇に対する恐怖と静寂、光に向けての希望と喜びを内包し描かれる。これまでの作品からさらなる飛躍をみせる、川内倫子の新境地です。
銀河系にある小さな星の、さらに小さな生き物たちはきょうもそれぞれの役割をまっとうしている。
太陽の光のなかで。薄い氷の上を歩くようなバランスで。祈るようにして美しいものを探しながら。
それぞれの領域を、幾重にも重なるなにかに守られながら。 −−− 川内 倫子
川内倫子(かわうち りんこ)1972年滋賀県に生まれる。2002年『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。著作は他に『AILA』(04年)、『the eyes, the ears,』『Cui Cui』(共に05年)、『Illuminance』(11年)、『あめつち』(13年)などがある。09年にICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門受賞、13年に平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学新人賞、第29回写真の町東川賞国内作家賞を受賞。主な個展は、「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears,」カルティエ財団美術館(05年・パリ)、「AILA + the eyes, the ears,」ハッセルブラッド・センター(07年・イエテボリ、スウェーデン)、「Semear」サンパウロ近代美術館(07年・サンパウロ)、「Cui Cui」ヴァンジ彫刻庭園美術館(08年・静岡)、「照度 あめつち 影を見る」(12年・東京都写真美術館)、「Illuminance」(15年・KUNST HAUS WIEN GmbH、ウィーン)、「川が私を受け入れてくれた」(16年・熊本市現代美術館)ほか多数。
www.rinkokawauchi.com

2017/09/14

「mortals」JUN YABUKI SOLO EXHIBITION


黒磯の友人、石井さんが営む〈HOOK BOOKS〉で、週末から展示がはじまるそうです。
送ってくれたDMを見て、JUN YABUKI氏が描く妙な雰囲気、独特の佇まいのイラストに興味が沸きました。16日土曜日から28日木曜日まで会期です。黒磯にお出かけの際は是非お立ち寄りください。
https://hookbooks-tochigi-japan.tumblr.com

2017/09/13

手ぬぐい


友人Dがつくった手ぬぐいが届きました。
前回入荷時、好評だったこの手ぬぐい。青地に白抜き、広げるとカッコ良いです。
販売価格は1620円(税込)。もうちょい暑さも残りそうなので、一枚手元にあると重宝しますよ。

2017/09/12

パライソレコード



魅惑のオンラインショップ〈パライソレコード〉ここで買い物をすると、ぐっと音楽が好きになる。

2017/09/11

『GARCIA(COMPLIMENTS)』


「なぜパンツが見えるとうれしいのか」。
こんな書き出しのライナーノーツははじめてだ。率直に言えば、ほんの少し不安をおぼえた。探しに探して、ようやく手にしたジェリー・ガルシアのソロアルバム『GARCIA(COMPLIMENTS)』の国内盤解説、ライナーノーツを執筆したのは湯浅学さん。これがまったく素晴らしい。読んで天晴。脳味噌のしわを伸ばされたような気分になった。

「かねがね私は、グレイトフル・デッドの魅力は、ときに思いがけず出会う女性のパンツに似ている」と説く、湯浅さんのデッド論は一読ならず二読、三読の価値があります。もし、このアルバムをどこかで見つけて、いくつかの盤を選べる状況にあるならば、1989年の日本盤をおすすめします。「それぞれのやり方で気楽にやれば、取りあえずはうまくいく、と。気楽にしていれば思いがけぬ歓びにも多く出会える、と」。こう言い切るまでの、展開がボクは好きです。

この音源に、このジャケット。絶妙なライナーノーツ。国境を越えた共同作業に、感服します。

2017/09/10

9月の休み



9月18日、敬老の日は定休日ですが営業します。
翌19日を振り替えの休日として、休みます。あらかじめご了承ください。

今日の一曲はPhishで「ユー・エンジョイ・マイセルフ」。カラッとした秋風が吹くここ最近、ジャム・オリエンテッド(©佐野元春)なバンドが紡ぐ音を身体がもとめて止みません。たとえば『GARCIA/GRISMAN』を流すとスピーカーから溢れ出る、開放感をともなった音の粒子。それを空気もろとも吸い込むと、ふっと身軽になれるような気がします。

(※)「ライヴはできたんだ、仲間のホーボーキング・バンドがいたしね。彼らと、通常のアルバムのプロモーショナル・ツアーという枠を外しちゃって、とにかくジャム・オリエンテッドなツアーをやろうと。ジャム・オリエンテッドのバンドは音楽がまず先にあるという原則があるよね。」-佐野元春(『叱り叱られ』山口隆との対談から )

2017/09/09

マメイケダ、いろいろ


今日も、あちこちで展示中。画家/イラストレーターのマメイケダさん。
初作品集『味がある。』は刊行元の書店〈誠光社〉で、ほぼ完売! すごいですね。残りは各地のお店の在庫分だけ。そんな貴重な一冊、当店にはもう少しあります。加えて「大判かつ変形ポストカード」4種(各324円)、「定型ポストカード」3種(各150円)、風景画をあつめた新作『ふうけい』(1080円)もございます。

右下に写っている小冊子『つくばと東京』は非売品なのですが、これこそを是非、おたのしみ頂きたい。ZINEが溢れる2017年、どれもこれもが規格品。それなりにお洒落。なのに、マメさんの手製冊子はあまりにワイルド! とことん野方図! ボクは、これが滅茶苦茶好きです。

つくばのご近所(気分的に)、北千住〈O'keeffe〉での展示『東京と』は週明けの火曜日まで!

2017/09/06

『夜の木』(6刷)


端正な立ち姿は相変わらず。6刷目の『夜の木』が届きました。
今回の表紙は、バッジュ・ジャームの「蛇と大地」。木と蛇が絡み合い、大地と一体となる描写だそう。初刷りを彷彿させる、シックな色使いにほんの少し懐かしさを覚えました。

販売価格は3456円(税込)。2000部限定ですので、お求めはお早めに。

***




『夜の木』
シャーム/バーイー/ウルヴェーティ 青木恵都   
定価:3456円(税込)

2008のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月についに出版されました。
発売するやいなや、たちまち品切れとなってしまい、ご迷惑をおかけしましたが、2013年3月に第2刷が出来上がってきました。

世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。
 
夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。神が住むと言われる木。そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。

全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました、まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。
http://www.tamura-do.com/

2017/09/03

『EMPTY TALK』


これ、とても良いです。例えようのない固有の響き。
AKI TSUYUKO『EMPTY TALK』が、円盤/リクロ舎によってアナログ盤で再リリース。
販売価格は3456円(税込)。自主制作のCDとは一部内容違いとのこと。

***



近年ライヴ活動を活発に行うようになった、孤高の鍵盤奏者、アキツユコ。国外ではDrag City/MOIKAIでの「音楽室」、Thrill Jockyからの「Hokane」(国内では共にchildiscから)に続く作品。本人の自主制作でCDのみのリリースでしたが、円盤でアナログ化させていただきました(CDとは一部内容違い)。
ジャケットの一部を一枚一枚手刷りで製作しています。
生ピアノとポータブルキーボードを中心に、一音一音の純度の高さに思わず引き込まれる凛とした音世界は彼女ならでは。

2017/09/02

『青春狂走曲』


“あなたがいま、手にしてくれたこの本は、曽我部恵一、田中貴、丸山晴茂、三人のメンバーそれぞれの人生の凸凹をありのままに映したドキュメンタリー映画みたいなものだ。タイトルは『青春狂走曲』以外に考えられなかった。やみくもに走ったり、躓いて転んだり、死にそうになったり、生き返ったり——そのループをどこで終わらせるか考えている人にも届くような本にしたい、と思った。”
-北沢夏音(「君に捧げる青春の風景」より)

STAND! BOOKSの最新刊『青春狂走曲』が届きました。
この本の著者であり素晴らしき聞き手(話し手よりもことばが溢れる! )、北沢夏音さんが手がけた、サニーデイ・サービス初の単行本です。冒頭にそっと置かれた「君に捧げる青春の風景」(特に上にひいた一節だ!)を読んで心を打ち抜かれ、気持ちが高まりました。そう、ボクは北沢夏音主義。サニーデイの本というよりも、北沢さんのテキストを待ち望んでいたんだと、ページを開いて気がつきました。

販売価格は2484円(税込)。ユース・オブ・トゥデイ。いまを生きる若者たちに。

***



「そっちはどうだい うまくやってるかい」
日本ロック史上屈指の名盤と名高いアルバム『東京』(1996年)を発表し、はっぴいえんどの再来と言われ、音楽ファンから絶大な人気を得たバンド、サニーデイ・サービス。2000年に解散するも、2008年に再結成を遂げ、2016年にリリースされた10thアルバム『DANCE TO YOU』は新しいリスナーにも熱狂的に迎えられた。そして2017年6月2日、全22曲トータル85分からなる最新アルバム『Popcorn Ballads』を突如ストリーミング配信オンリーで発表。Apple Music J-POPチャート第1位を獲得するなど、更なる狂騒を巻き起こしている。

デビュー当時から彼らと並走してきたライターの北沢夏音が、40時間に及ぶロングインタビューを敢行。メンバー3人、それぞれの25年間と波乱に満ちた人生を追う。音楽とは、バンドとは、生きることとは。かつての若者たちへ、今日を生きる若者たちへ。
http://stand-books.com/category/books/

2017/09/01

『埴原一亟 古本小説集』


夏葉社の新刊『埴原一亟 古本小説集が届きました。
「埴原一亟」と書いて、「はにはら・いちじょう」と読むそう。(おそらく)多くの方とおなじように、ボクもまったく知らない作家です。是非、ゆっくり繙いてみてほしいと思います。

販売価格は2376円(税込)。本書にあわせて、品切れていた『すべての雑貨』、『美しい街』も入荷しました。

***

『埴原一亟 古本小説集』
著者:埴原一亟
デザイン :櫻井久
価格:2200円+税
版型:四六判上製
頁数:272頁


埴原一亟と聞いて知っている人は、よほどの
文学通だと思います。
読み方は、はにはら・いちじょう。
戦前に3度も芥川賞にノミネートされるも
いずれも受賞を逃し、古本屋や保育園を
経営しながら、ずっと小説を書き続けました。
この作家を知ったのは『昔日の客』のときと同じく、
京都の古書店「善行堂」主人、山本善行さんが
きっかけです。
「埴原はいいよ」と聞き、さっそく古本屋さんで
この作家の短編集を買い求め、そして作家の
実直な小説世界に夢中になりました。
小説は、おそらく埴原の実生活がベースになっており、
主人公は東京のはずれで小さな古本屋を営んで
その経営に四苦八苦したり、または「せどり生活」に
思い悩んだりします。
大傑作だとはいいません。
しかし、埴原一亟が描く小説世界にひたっていると、
文学はいいなあ、本はいいなあ、としみじみ思います。
日本の文学の片隅に、埴原一亟という作家がいた、
と知るだけで、きっと、なにか心に満たされるものが
あるはずです。
撰者は、山本善行さん。
ぜひ書店にてお求めください。