2016/09/19

『THE PHARMER'S ALMANAC vol.6』


PHISH年鑑『THE PHARMER'S ALMANAC vol.6』なんて本を見つけました。
ぶっ飛びの厚さ、情報量。それもそのはず1983年から2000年まで17年分のPHISHに関する情報(PHISHTORY!)を網羅しているんです。その間に行われた全ライブのセットリスト、共演バンド、ファン(PHAN!!)の集いの様子などなどが一冊に収まっています。一応、非公認(UNOPHICIAL!!!)のガイド本なのですが、“THE ULTIMATE TOILET READING FOR PHANS”と謳うセンスには参りましたね。

これは、PHANには必須のアイテムでしょう! 愉快な一冊!

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フィッシュ(Phish)は、アメリカのライブと即興演奏で著名なロックバンド
4人のバンドメンバーは2004年8月に解散するまで、21年間共に演奏を続けた。その後、2009年の3月6日にフィッシュの聖地として知られているHampton Coliseumにて、待望の復活を果たしている。フィッシュの音楽はロックジャズブルーグラスヘヴィメタルフォークブルースプログレッシブ・ロックアンプラグドクラシック音楽など様々な要素を内包している。彼らはライブごとに演奏曲順に変化をつけ、またひとつの曲を二度と同じ技法で演奏しないなど独特な方法を採っていた。ハロウィンの日に行われる、他のバンドのアルバムをそのまま全曲カバーする「アルバム・コスチューム」企画では、「ビートルズ」の「ホワイト・アルバム」や「ザ・フー」の「四重人格」などもフルカバーで演奏している。また、彼らの曲がラジオで流れることは稀でMTVに出演することも無かった。その代わりファンによるライブを録音したテープのトレードと、口コミにより、多くの熱狂的支持層が形成されていった。ライブの録音とトレードを自由化したバンドではグレイトフル・デッドが先駆者として有名である。ジャムバンドとしてのフィッシュがデッドの影響を強く受けている一例といえる。

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