2016/08/31

『疾駆 / chic』 第七号


“創刊号から第6号までは、日本各地の都市、街、そしてそこに住まう人々を軸に特集を編んできました。この第7号では、新しい試み「ポートレート」をスタートさせます。「ポートレート」は、「人」を中心に特集を編みます。ある人物の軌跡、想い、考え・・・。「人」が持つ底知れぬ魅力を読者のみなさんへお伝えしたいと思います。”
-「ポートレート01 ヨーガン・レール」より

新しい生活と文化を提示する、『疾駆/chic』第7号が入荷しました。
上記のように、今号から誌面一新。ポートレートをテーマに1人の人物を描き出す編集スタイルになりました。その、はじまりの人はヨーガン・レール。1944年ポーランドに生まれ、ドイツ、パリ、ニューヨークを経て、1970年以降は日本を拠点に活動したテキスタイル・デザイナーです。名前だけは知ってる、という人も多いのではないでしょうか(かくいうボクも、そのひとりです)。そんなヨーガンさんに所縁ある方々の証言をもとに構成された特集はどこか詩的な感触です。

毎号ですが、「こりゃ、どうやって読むんだ?」と戸惑わせる造本、こだわり抜いた紙質にもご注目ください。
販売価格は1728円(税込)。バックナンバーもございます。

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新しい生活文化誌「疾駆/chic (シック)」を創刊します。

「疾駆/chic」は、私たちの時代の豊かさの意味を、
きちんと考える場を作りたいという想いから刊行されます。
現代の私たちの生活は、実に様々なものによって彩られ、
そのひとつひとつがあらゆる方法で関係を結んでいます。
生きていくために無くてならないものから、どこか遠くの世界のことまで、
欲しいと思う情報はすべて得ることができ、
また、それらに関わることも可能です。
「疾駆/chic」は、そうした現代の生活に含まれる様々なものの関係性を紐解き、
物事が持つ無数の魅力を明らかにしていきながら、豊かさの意味を検証し、拡大していきます。

毎号の特集や連載、コラムでは、現代の衣食住の姿を全般的に取り上げ、
それらをより豊かな方向へ導こうとしたり、新しい可能性を探ろうとしている人々や地域に着目し、
取材や誌面作りを協力して行うことを通じて、
日々の暮らしに対する新たな視線の在り様を提案していきます。
また、これまでにない雑誌の在り方を探るべく、ハードカバーの装丁に、本文には、毎号様々な洋紙を用います。
書物作りの可能性にも挑戦しながら、より永く読み継ぐことができる雑誌を制作していきます。

http://chic-magazine.jp/

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