2016/07/27

『三ツ沢通信』夏号


“レコードを聞く楽しみと、買う楽しみと、作る楽しみをパックにした福袋雑誌「三ツ沢通信」です。毎月10日に、今買える円盤商品やライヴを紹介する「円盤営業中」と、今月聞いた中古レコードを紹介する「枕元レコード」、そしてバッヂとかなんとかいろいろセットでこうして販売しています。そして、円盤はこんなことやってます/やろうとしてます、の案内と報告です。”
-「円盤営業中!」より

高円寺・円盤の広報誌、『三ツ沢通信』夏号が入荷しています。
この号から粟生こずえさんによる「四度の飯と本が好き」がはじまりました。活力のある読み手、粟生さんが紹介する本どれもにそそられます。選書テーマは「熊」、「日記」、「虫」とまったく脈絡がないのですが、それぞれの本に関してここまで生き生きと語られると・・・かないません。とにかく読むのが楽しい文章、おすすめです。これまでの連載陣に加えて、今月末からはじまる「日本のポータブル・レコード・プレイヤー展」のチラシも封入されています。

発行人、田口史人さんによる店内ヒットチャートと営業案内「円盤営業中!」、「新連載のこと」と「さよならプリンス、そして全員解散」がしたためられた一枚の紙にボクは刺激を受けました。「もう今まで通りでいいわけがないでしょう」や「時代が急変しているんだから、このような店は変化していって当然」なんて言葉に頷きながら、背中をバシッと叩かれた気分でもあります。動かねば。寝ていちゃいかん。「今、自分の視界のどこかにかすかにある気配に耳をそばだて、目を凝らし、触れてみなければ何も始まらない」とも。

計算されたデザインで体裁だけが整った雑誌、紙媒体ばかりが跋扈する昨今、『三ツ沢通信』の存在は重要でしょう。
是非、ご購入の上封を切ってみて頂きたい。春号の在庫もございます。

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