2015/12/07

『今の時代がいちばんいいよ』


“現代の吟遊詩人・前野健太による初の全曲弾き語りアルバム、誕生。
100年後の人たちは、この私たちの何げない毎日に、思いを馳せることがあるだろうか?”

-エランド・プレス http://errandpress.com/

枯葉舞う季節にぴったりの作品が入荷しました。
マエケンこと前野健太のCDブック『今の時代がいちばんいいよ』。個人出版社「エランド・プレス」より書籍としてのリリースです。
代表曲“東京の空”の再録をはじめ、出来立ての新曲“吾郎”(沁みる!)をふくめた全11曲。これは、何度だって聴ける。いや、2015年のこの冬だからこそ、何度だって聴いてやるのだ。販売価格は1814円(税込)。是非、どこかの書店で購入してほしいと思います。

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すべて弾き語りによる新録音11曲(うち5曲は新曲)。
プロデュースは九龍ジョー、マスタリングは中村宗一郎(ピース・ミュージック)が手がける。
カバーは写真家の石川直樹による撮り下ろし。アートワークはイラストレーターとしても注目されるグラフィックデザイナーの惣田紗希が担当。
なお、10曲目「野蛮なふりをして」は、東京都現代美術館にて開催中の企画展「“TOKYO”-見えない都市を見せる」(~2016年2月14日まで)に映画監督・松江哲明が出品中の新作『その昔ここらへんは東京と呼ばれていたらしい』の主題歌でもあります。
曲目
01. だれかの
02. 今の時代がいちばんいいよ
03. SHINJUKU AVENUE
04. このからだ
05. 100年後
06. 新幹線の速さで毎日は
07. 私の怒りとは
08. 東京の空
09. コーヒーブルース
10. 野蛮なふりをして
11. 吾郎
<前野健太のコメント>
「年内に出さなければ!」というプロデューサー・九龍ジョー氏の一声で、10月下旬に突如立ち上がった企画から怒濤の制作スケジュールで始動。
作品が録音される前にジャケット撮影が行われ、すべてが同時進行。
最新曲「吾郎」はそんなドタバタの中から生まれた小さな街の歌。
なぜこの作品が年内に作られなければならなかったのか。
ギターと歌だけの小さなアルバムの発売です。
<プロデューサー・九龍ジョーのコメント>
日本社会の急変を告げる鐘声鳴りやまぬ、2015年。
演劇公演や映像作品への音楽提供、小説執筆など、充実した活動を見せている前野健太ですが、水面下で続けてきた深化した歌への取り組みを、この2015年内に結晶化するべく、キャリア初の全曲弾き語りアルバムとして緊急リリースする運びとなりました。
もし100年後の人たちが、私たちの何げない毎日に思いを馳せることがあるとしたら、その想念はここに収められた歌のようなカタチをしているのかもしれません。

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