2010/06/27

山崎円城に聞く、いろんな話-その一-



6月27日のMOJO SESSION vol.8。
F.I.B JOURNALがやって来る。

彼らの魅力は間違いなくライブだ。
ウッドベース、ドラムが生み出す怒涛のグルーヴ、キレのあるギタープレイ。どこか不思議なリーディング。発声。
それは生(LIVE!)で体感するのがイチバンだけれど、youtubeの動画でも、その輝きの一端は感じられる。
是非、いくつかの動画を覗いてみてほしい。生々しいエネルギーに触れてほしい。

・・・それでももう少し、F.I.B JOURNALのことが知りたい。
少しでも多くの人に興味を持ってほしい。

だったら話を聞くしかない。
前回お迎えしたROJO REGALOで味をしめたのだ。(PICOさんありがとう!)
インタビューってやつは面白い。思わぬ話も飛び出すし、いろんなことを考えられる。
会話もまたSESSION! 決まった通りにゃ進まない。

そんな思いでG,Voの山崎円城氏にいくつかの質問をぶつけてみた。

「F.I.B JOURNAL」ってどんな意味なのか?
凄腕のメンバー3人はどうやって出会ったのか?
細かい台本は無しに思える、即興演奏の秘密は?
そもそもあなた方は何者なのか?(失礼・・・)

等々・・・

他愛ない質問にも丁寧に答えてくれたマドキさんに感謝!
それでは-その一-、自己紹介も含めてお楽しみあれ。

***

-まず自己紹介をお願いします!
 そして、メンバーみなさまのご紹介もよろしいでしょうか?

ヴォーカル・ギター 山崎円城(ヤマサキマドキ)です。

古物商をしていたり、新聞記者をやった事もあり、
中華街の外れのバーで働いていたり、
でも何故かこの10数年は音楽家をしています。

ウッドベース 真船勝博(マフネカツヒロ)

マフくんと最初に出会ったのは彼がまだ大学生の頃です。
当時既にEgo-Wrappin'でベースを弾いていて、
若いのに上手いなーと思いました。

ちなみに昔は髪がモジャモジャしていませんでした。

ドラム 沼直也(ヌマナオヤ)

沼さんが以前やっていたPhatの音をラジオで偶然聴いて
この人とやってみたいなと空想していたら、人の引き合わせで瞬く間に実現してしまいました。
空想してみるもんです。

-【偽装報道】という意味を持つ言葉(F.I.B JOURNAL)
 をバンド名に冠したのはどんな理由があるんでしょうか?

先にも言いましたが、昔一時新聞記者をした事があって。

実際に記事に向き合ってみると
事件やゴシップは多くても、ハッピーなニュースって皆無だなと。

だったら・・嘘でもいいから面白い事書いてみようかなと。

【fib】っていう英語で【たわいもない嘘をつく】という言葉があります。
その【fib】を【F.I.B】にしたら【F.B.I】をモジれるし、
【牛肉偽装】とか・・当時はそんな言葉も沢山有りましたから、
【たわいもない嘘の日報】から【偽装報道】ぐらい拡大こじつけしとくか。みたいな。

というか、、実は当初はぼくのソロプロジェクトで、
せっかく作るならコンセプトアルバムにという事で、
当時のディレクターが「マドキさん言葉の人だからコンセプトは新聞にしよう!」と。

その流れで、
【山崎円城が書く嘘日報】を【MADOKI YAMASAKI WRITES THE F.I.B JOURNAL】と名付けました。
ですが・・セカンドからやはりスリーピース編成で活動する事にしたので、
自然と【MADOKI YAMASAKI】が蒸発して、、バンドとしての【F.I.B JOURNAL】が残った訳です。
ある意味本末転倒っす。(笑)

***

-その二-に続きます!

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