2018/02/22

『アルテリ』五号


“さようならをいうと炎があがる
ほそいほそい声でうたを
さようならをうたう
すると わたしが発火して燃える
さようなら”
-石牟道子 (「夕焼け」より)

おかえり、文学。熊本の文芸誌『アルテリ』五号が届きました。
どすん、と腹に一撃くらったような感覚を覚えながらページを繰った。印刷された言葉ひとつに力がある。この文字のつらなりは、情報伝達の道具じゃない、心の振動をつたえるための灯火だ。揺らめき、生きる人間が発した声だ。「こころが、叫んでいる。それをことばにされたら敵わない」とは、編集人の田尻久子さん。

販売価格は1080円(税込)。2、3、4号バックナンバーの在庫もございます。

2018/02/21

『ウサギノフクシュウ』


小冊子『ウサギノフクシュウ』が入荷しました。
鎌倉でちいさな古書店「ウサギノフクシュウ」を営んでいた小栗さんがつづったいくつかの本や店のこと。お固い書評ってわけじゃなく、ある一冊から生まれた雑感やよみがえった記憶、ちょっとした小話なんかを軽やかな筆でおこした雑文集。ほどよく乾いた(適度に湿った)文体、洒脱な語り口なのでストレスなく読んでいけますよ。

販売価格は500円(税込)。ひもとけば、読み手それぞれにイメージの広がる余地、余白がある気がします。

2018/02/20

『Spectator』41号


“つげさんの作品は、何年たっても古くならないし、何年たっても新しい。”
-山口芳則(「あの頃の、つげ義春とぼく」より)

『Spectator』41号が入荷しました。特集は漫画家・つげ義春。
裏表紙まで、ほぼつげ義春で埋めつくされた本号には漫画作品「おばけ煙突」、「ほんやら洞のべんさん」、「退屈な部屋」の再録に加えて、つげ氏の年譜や貴重な絵コンテ、縁のある書き手によるいくつかの論考、関係者の証言が並びます。幕締めには昨年末に収録された、ご本人へのインタビュー「貧乏しても、気楽に生きたい」。これはお見事としか、言えません。

販売価格は1080円(税込)。つげ義春入門書の決定版、多くの方に読んでほしいです。

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スペクテイター41号・2018年2月20日発売

特集:つげ義春 探し旅


私小説の手法をマンガ表現に取り入れ、唯一無二の名作を世に送り出してきた稀代の天才漫画家・つげ義春。作家本人へのインタビューや知人関係者への取材、論考などを混じえながら創作の根源に迫った「つげ義春」特集の決定版。どうぞ、お楽しみに。

スペクテイター41号 CONTENTS

◆「つげ義春 インタビュー 「貧乏しても、気楽に生きたい」つげ義春氏の近況」取材構成・浅川満寛

◆秘蔵史料 つげ義春にの漫画スケッチ

◆漫画再録「おばけ煙突」「ほんやら洞のべんさん」「退屈な部屋」

◆「劇画の新たな展開 つげ義春の登場」構成・文 浅川満寛

◆「つげ義春の幼年時代」作画・河井克夫

◆「つげと僕が二〇代だった頃 遠藤政治氏に聞く」取材・構成 浅川満寛

◆「名作の読解法ーー「ねじ式」を解剖する」対談構成・藤本和也・足立守正

◆「つげ義春の「創作術」について」文 高野慎三

◆「いきあたりばったりの旅 正津勉、つげ義春を語る」聞き手・編集部

◆「日常系について」文・ばるぼら

◆「川崎長太郎のリアリズムとつげ義春のリアリズム」文・坪内祐三

◆「あの頃の、つげ義春とぼく」文・山口芳則

◆「つげ義春氏との想い出」文・菅野 修

つげ義春 略歴

1937(昭和12)年、東京都葛飾区生まれ。小学校卒業と同時に兄の勤め先であるメッキ工場へ見習工として就職。16 歳の頃から漫画を描きはじめ、65 年から漫画雑誌『ガロ』で作品を発表。代表作に「紅い花」(67 年)、「ねじ式」(68 年)、「ゲンセンカン主人」(68年)、「無能の人」(85 年)など。

2018/02/18

「Daily」準備中!





いよいよ本日から! 河合浩、西川亮太による二人展「Daily」がはじまります!
お隣〈千年一日珈琲焙煎所〉は11時、当店は13時に開店します。それまでに間に合うよう、ただいま準備の真っ最中。読みがいのある作品群、かなりの量がありますので直接、間近でじっくりと味わって頂きたいです。写真の状態から刻々と変化を遂げて、ぐ〜っと面白くなっていますので。

では、みなさまのご来店お待ちしております!

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河合 浩×西川亮太 「Daily」 会期⚫︎2018年2月18日(日)〜3月11日(日) 会場⚫︎千年一日珈琲焙煎所&PEOPLE BOOKSTORE 住所⚫︎茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-E,F,G
電話⚫︎029-875-5092

・電車でつくばまで
つくばエクスプレス(TX)秋葉原駅から快速45分「つくば駅」下車
・つくば駅からバスで
つくば駅A3出口をあがるとバス乗り場に出ます。
つくばセンター6番のりば(地図)より関鉄バス「筑波大学循環(左回り)」に乗車します。平日は20分間隔、休日は40分間隔で運行(時刻表)。7分揺られて「合宿所」という停留所で降ります(190円)。停留所からは徒歩3分です。
・つくば駅からレンタサイクルで
つくば駅構内のつくば市総合案内所で、1日500円(9:00~18:30)で自転車が借りられます。駅から約15分。緑豊かなつくばを散策するのにお勧めです。晴れの日にどうぞ。

2018/02/17

林青那個展「BOTTLE,APPLE」


〈Shingoster LIVINGで久しぶりの絵の展示。たぶん、鈴木恵美さん以来じゃなかろうか。
あちこちで作品をお見かけする(当店には『熊彫』があります)、林青那さんの個展「BOTTLE,APPLE」が今月末28日(水)からはじまるそうです。ギャラリーはもちろん、敷地内の食事棟〈cox〉にも大きな作品が出現すると聞いております。力強く、ずどんと! 墨でえがかれる絵をお楽しみに。

尚、同時期には河合浩×西川亮太「Daily」もございますので、是非つくばを巡回してください。道中、行く先々に点在するお店、公園、大学で休んだりお喋りするのも楽しいはず。自転車か車なら疲れずに回れます。

2018/02/16

『6SONGS』


王舟×マッティア・コレッティ『6SONGS』が入荷しました。
2016年に王舟とマッティアがおこなったイタリア・ツアー7公演、日本ツアー11公演の会場でのみ販売され完売していたミニ・アルバムの流通盤。声、音がその場の空気もろとも録音された、アンビエント・トリップさながらのちいさな実験。二人の音楽家の出会い、交流の記録とも言えるでしょう。

販売価格は1620円(税込)。PVとジャケットはアニメーター、山田遼志によるもの。